1. 児童処遇のよりよい展開のために、児童定員を106名とし、 園舎5棟の個室・少人数室化を実施し、本年度中に園外にグループホーム1舎を立ち上げる。
児童定員を100名に削減することについては東京都の御理解を得て実施した。保護すべき児童が急増している中での定員削減だけに 大変申し訳なく思っている。ただこの定員削減は園舎5棟の個室化計画を実施し、よりよい処遇を目指すためであり、 園舎の改修、台所の改修、園舎調理の実施計画と連動しているだけにどうしても行なわなければならなかった。 園舎の改修は6月から10月まで別棟の空き室を使って約2週間サイクルで引越しを繰り返しながら実施した。 同時にキッチンを対面式に直し設備も園舎調理の実施をしやすいものにし省力化を図った。グループホームについては東京都と協議を重ね、 定員削減の影響を最小限に抑えるために国型のグループホームとして申請し(100+6名)、平成17年度の実施となった。 グループホームの予定地は国分寺市西元町で、周りは「武蔵国分寺」の史跡公園、学園からは車で10分ほどのところである。 園舎の個室化については子どもたちも大変喜んでおり、自分なりの部屋作りをして落ち着いた生活ができるようになった。

2. 学園の養護理念である「受容と傾聴、支持的かかわり」の日々の実践、 日常性の重視(安心できる日々の保障)、アッシステンツァ(共にいる)に努める。
  規則や約束事だけで子どもたちの生活を律するのではなく、何気ない会話ややりとり、一緒に遊ぶことなど、 職員が生活を共にすることによって子どもたちの生活を支える。そのために子どもたちの生活の中で職員がそばにいて欲しい存在となるように努める。 また、子どもの問題を子どもの責任として終わらせず、何故そうなったなど職員の仕事内容、対応のあり方を見直す。 職員は自分の職務を担当舎、担当職務で終わらせず学園全体の視野・責任感をもって行なう。

職員一人ひとりが学園の養護理念である「受容と傾聴、支持的かかわり」に良く努めてくれた。職員が大きな声で子どもたちを怒鳴ることもなく、 じっと良く話を聞いてくれている。