結婚することも、結婚しないことも、子どもを生むことも、生まないことも、働くことも、働かないことも、どちらも善いことなのです。
  たしかに究極的には、これらのことは個人の選択と責任で決めることかも知れません。しかし社会全体との関わりを考えねばなりません。 私たちが社会の共通善を考えずに、ただ自分の好みと欲求にだけ従って生きていくならば、この社会は、何時か滅びていくでしょう。 相対主義、それは全人類共通の克服すべき課題です。今日、子どもを育てるということは、しっかりした価値観をもった人間を育てる責任を負うことです。 この価値の基準は、外からの規制ではなく、人間本性にあります。真善美に向かって開かれている人間のそのものの中に答えがあります。 サレジオの家で育っていく子どもが、まことの人間に成長してくれることを、私たちは願い、目指しています。

2006年5月20日