Ⅰ 法人本部の行なった平成28年度の事業報告
1. 役員会(理事会)の実施
・平成28年5月26日 平成27年度事業報告・決算承認理事会
・平成28年9月9日  臨時理事会・東京都検査の報告
・平成28年12月2日 中間理事会、楓の舎改修工事入札
・平成29年1月18日 正職員採用面接試験、平成28年度事業計画予算検討理事会
・平成29年2月23日 平成29年度事業計画案・予算案検討理事会
・平成29年3月27日 平成29年度事業計画・予算承認理事会

2. 社会福祉法人改革の動向に注目し、社会福祉法人運営に遺漏の無いように努力する。

→評議員会設置に関しての理事監事向けの研修会に参加した。
→評議員会の設置に関し、選任解任委員会を開いた。(平成29年3月8日)

3. 財務の改善努力を進める。

→児童養護施設の予算執行に関し前もっての計画を精査し、計画外の出費がないように、理事会で吟味した。
→法人本部が適切な活動を行えるように予算を確保した。70周年記念を機に頂いた寄付金を記念事業(小聖堂の改修)にあてた。
→会計方式が平成27年4月から新会計に移行し、実施して1年になるが、より習熟に努め、会計事務所に会計事務の指導を仰ぎ適切な会計処理に努めた。
→電力の自由化に伴い、平成28年度は東京電力より安い東京ガスに供給してもらった。

4. 小規模化・家庭的養護の計画に関し、施設側の協力を得て、立案・検討・実施の計画を立て、行政側と協議を進める。
・学園の将来構想に関し、施設側の小規模化・家庭的養護推進部会と共に、この1年をめどに計画案をまとめる。
→小規模化・家庭的養護推進部会を計7回開催し意見の集約に努めた。

5. 創立70周年を迎え、記念誌の発行や祝賀行事を施設と共にふさわしく祝い、改めて法人及び施設の運営に力を注ぐ決意を固めたい。
→創立70周年記念行事を10月23日に行った。
→創立70周年記念誌を発行した。
→記念事業として小聖堂の外壁内壁の改修工事を行った。

6. 施設の定員規模については中長期的には削減の方向であるが、小規模化・家庭的養護の計画と連動しているので、行政側とよく協議をしていく。
→平成29年度、本園定員を4名削減させてもらった。花小金井にグループホーム1棟を平成29年4月に開設することとなった。

7. 職員配置が4対1になったが、安定した経営、児童養育のためにはふさわしい人材が必要なので、職員採用に力を入れていく。そのために、これまでの4大卒に限らず、短大卒の保育士も視野に入れて採用に当たることとする。なお、福祉系大学への職員採用も力を入れて働きかける。
→短大卒の保育士を採用した。また、1年目より正職員採用とした。

8. 学園は労働安全衛生法内6条の10の規定に基づき、ストレスチェック制度を導入する。
→産業医の御子柴先生に対応してもらい、ストレスチェックを実施した。

9. 学園に入ってくる子どもの中には様々な理由から、医療的対応の必要な子どもが少なからずいるので、看護師を配置してその必要に対応するとともに、園舎職員の医療的対応業務を軽減し、国レベルで決まった職員のストレスチェック業務の一端を産業医と共に担ってもらうこととしたい。
→本年度は看護師の配置を断念したが、事務職員に変わりを担ってもらいストレスチェックを実施した。

10. 福祉制度の改正などで諸規定の改定が間に合っていない物があるので早急に整備する。

11. 昨今の児童養護施設における人権侵害の発生に鑑み、全国児童養護施設協議会の指示により、職員の協力を経て「チェックリスト」の自己点検を実施し、全国児童養護施設協議会へ報告する。
→平成28年12月に実施した。

12. 今年全国児童養護施設長協議会も70周年を迎えるに当たり、この記念大会が東京で開催されるので、法人としても開催に協力する。
→職員を4名派遣した。

13. これまでサレジオ小中学校との間に取り交わされている建物設備等に関する貸借に関する覚書が実情に合わなくなっている条項があるので、改定したい。
→平成28年9月の東京都の検査でも指摘されたので、理事会を中心に討議していった。過去のいきさつの資料を集めて検討することになった。

年間養護目標とその評価
児童養護施設東京サレジオ学園はお預かりしている定員111名(本体施設105名、地域小規模児童養護施設6名)の子どもたちに家庭的養護、小規模ケアなどを基本とする国や東京都の施策を通して、また学園の設立理念にあるサレジオの精神を通して、子どもたちの安心安全な生活が確保できるように願い、2016年度の養育計画を以下のように定め、実施した。
1.「受容と傾聴」「支持的かかわり」を実践する。
東京サレジオ学園の養育理念は「受容と傾聴」「支持的かかわり」である。これはサレジオの創始者である聖ドン・ボスコが私たちに求めた「アッシステンツァ(寄り添う)」の心で子どもたちの安心安全な暮らしを作り上げていくことを求めている。職員は子どもたちのさまざまなサインの中から切実な願いを汲みとり、子どもたちが受け入れられ大事にされている実感をもてるようにする。

学園のこれまでの養育の取り組みについては、園長が70周年記念誌にまとめて示した。職員も子どもたちとのかかわりにおいて穏やかで適切な対応に努めた。

2.子どもたちの日常生活の安心安全に一層取り組む。
ここ数年、幼児の入所が増えており、安全の見守りをさらに強化したい。また自転車・自動車による事故も増えているので交通法規を遵守して安全を確保したい。特に自転車は乗り方、走り方の指導が厳しくなったので注意したい。また子どもたち間のトラブルにも適切に対応できるように、子どもたちの行動の把握と情緒の安定に努めたい。

幼児の居場所確認、一人にしておかないなどの実践に努めた。自転車については低学年のヘルメット着用を強化した。自動車の運転については事故が発生したので、教習所での安全指導を行ない、適性などを再確認し注意指導を行なった。

3. 経営改善を強化する。
子どもたちへの養育支援の質の維持向上のために、財務収支の均衡に努めた結果、一定の成果が得られた。安定的な経営のために尚一層の削減努力が必要である。事業費のさらなる節減に努めたい。

事業費、事務費の予算執行に関してスタッフ会議などで執行率を見ながら検討した。これ以上の切りつめは子どもたちに皺寄せがいくので、以後は適正な執行にとどめるべきという結論になった。

4. 防災の意識を高め、安全管理に努める。
大規模都市災害が危惧される今日、防災対策などの安全対策に計画的に取り組む。生活インフラの定期的な点検や整備、備蓄品の点検整備、子どもたちを含めた防災訓練、通報訓練など計画的に取り組みたい。また地域との防災協力を進めたい。

小学校の避難所準備会議に学園として参加した。備蓄品の定期点検を行なった。火災通報訓練に不備が認められたので、設備の整備や訓練の方策を練り直すことになった。胡桃舎に火災受信盤を設置し、事務室において状況を把握し消防署との的確なやり取りができるようにすることとなった。

5. 創立70周年をふさわしく祝う。
1946年4月に創立された当学園は2016年に70周年を迎える。これまでの学園の養育の変遷などの記録を残す記念誌と、祝賀行事を考えている。また、これからの学園の在り方を考える小規模化・家庭的養護推進部会の活動を通して、今年度中の成案を目指す。

250名近くの参列者を迎えて、ドン・ボスコ記念聖堂での記念式典、築山でのガーデンパーティーを執り行なった。卒園生の矢野ブラザーズに歌を披露してもらい大盛況であった。多くの卒園生や元職員のかたがたに御来園いただき再会を喜びあった。また、70周年記念誌を発行し、学園の70年の歩みを記録として残すことになった。
  小規模化・家庭的養護推進部会を7回開催した。2017年度に花小金井にグループホーム「楓の舎」開設、譲葉舎の定員を10名とすること、そして平成30年度からの譲葉舎の利用計画について協議した。東京都の育成支援課には2018年度には定員を10名削減したい旨を伝えた。

6. 子どもたちの学習支援を強化推進する。
子どもたちの登校を困難にしている要因の一つとして学習の遅れがある。原因はさまざまであるが、「学習の遅れ」が学校を遠いものにしている。現在子どもたちは学校や学習支援ボランティアのかたがたの協力を得ながら、自分の将来の目標へ向かって前進しようとしている。学園全体の意思として「子どもたちの学習支援を推進する」ことを目標として掲げ、子どもたちの学習意欲、学校生活を支えたい。

今年も学習ボランティアのかたがたには大変お世話になった。学習塾にもまじめに通った。その努力もあって大方の中学3年生は早めに進路が決まった。それぞれの中学校の先生方にはほんとうにお世話になった。心から感謝したい。高校生は譲葉舎が卒園生を10名抱えたこともあり、進路指導に大変苦労した。また、中学校の教職員、スクールソーシャルワーカーの熱心な対応によって、学校生活や学習に対する意識が改善してきた。

7. 園舎での生活が家庭らしい暮らしになるように工夫する。
子どもたちにとって園舎は家庭である。子どもたち一人ひとりが家で生活している実感(家の一員として受けとめてもらえている実感)をもてるように配慮する。施設としての園舎の効率的運営のためでなく、他園舎との比較運営のためでもない、子どもたち一人ひとりに合わせた養育支援を行なう。子どもたちの意見を単なるわがままと捉えず、その要求の裏にある受け入れてもらいたいという気持ちを大事にしたい。そのためには園舎での調理や食事などにおいても、大人側の価値観による一方的な制限などを避ける。園舎での家事(清掃、整理、洗濯、レイアウトなど)を子どもたちが温かな家庭像を身につけていくための一助になるようにしていきたい。

園舎での生活が家で生活しているように受けとめてもらえているものとなっていったかどうか、判断は正直難しい。それぞれ職員は努力してくれてはいるが子どもたちに実感として伝わっていないようにもみられる。食事に関しては栄養士の中途退職もあって、各園舎には苦労をかけてしまった。

8. 家庭及び関係機関との連携を強化する。
家庭及び関係機関との連携(ソーシャルワーク)は家庭と子どもたちの関係修復支援を目指す学園にとって重要な仕事である。家庭支援専門相談員や園舎寮長を中心に、家庭及び関係機関との報告・連絡・相談を確実に行ない、連携を強化する。

新入所の子どもたちに関して学校とケース会議を丁寧に行なった。児童福祉司も忙しいなかにあっても積極的に対応してくださった。感謝したい。家庭支援専門相談委員を2名配置にしてもらい、園舎会議などに手分けして参加し、家庭との繋がりを担った。地域の自治体ともできる限りの協力体制をとった。ケース会議の際も児童相談所に赴くなどして連携を強化した。

9. 地域とともにある学園を目指す。
学園は地域のかたがたに働きかけ、支えられることによってその活動が社会化される。子どもたちの社会性を培う観点からも、地域との交流は子どもたちの生活にとって大切である。個人情報の保護・管理に適切に配慮しながら、子どもたちが地域社会でのびのびと活動し、共に育ちあうために職員は地域社会との協力に努力する。また、学園は地域の子育て支援の観点から近隣三市(小平市、国分寺市、東村山市)からの「ショートスティ事業」を実施している。学園の家庭的養護における将来像を「家庭的養護推進部会」を通し、学園がこの小平の地にあって将来にわたってどのような地域貢献ができるかこの1年をかけてまとめたい。

ショートスティも例年通り実施できた。花小金井における新グループホーム開設に当たっては、地域の民生委員と協力して地域のかたがたの理解を得ることができ、無事開設に結びつけることができた。小規模化・家庭的養護推進部会では2018年からの地域の子育て支援に関する取りくみについて協議し6つの対応を考えている。

10.関係法令を遵守する。
学園は子どもたちの安心安全を守り、適切な養育がなされるように、児童福祉に関する法令及び宣言・憲章・綱領に掲げられた理念と定めを遵守する。また、社会福祉法人改革が進められている昨今、施設において法人改革が適切に反映されるよう努力する。また、労働安全衛生法に規定されたストレスチェック制度を導入し、職員のストレス軽減に留意する。なお、実施に当たっては安全衛生部会が中心となる。

ストレスチェック制度を導入し実施した。職員のストレス軽減に関しては産業医の御子柴先生のアドバイスを受けた。児童福祉に関する法令及び宣言・憲章・綱領については全体職員会議などで読み合わせを行なった。

1. 前掲の養護計画に従い、以下のように実施の計画を定める。
⑴ 学園の養育計画(前掲)を念頭に置き、園舎ごとに援助方針を定め実施する。
① 特に課題を抱えた子どもたちの支援にきめ細やかな配慮を行い、子どもたち一人一人が愛され大事にされている実感を持てるように個別にかかわる努力をする。
→各園舎で実施した。
② 自立支援計画書を前年度評価に従い適切にまとめる。その際、寮長だけの意見ではなく、児童福祉司、FSW、心理担当職員、自立支援コーディネーターの意見を反映させる。また育成記録はこの計画書に沿った記述になるようし、年度中間点(10月頃)を目途に、中間評価を行う。
→中間報告については完全ではないものの10月に実施した。
⑵ 子どもたちの日常の安心安全に一層取り組む。
① 子どもたちからの苦情申し立てにはすぐに対応し、苦情解決委員会を開催し解決を図り、その結果については申し出人に回答し、苦情解決第三者委員にも報告する。
→第三者委員に来てもらい子供の意見を聞いてもらい解決に結びつけた。 
② 事務室脇の壁に意見箱(ポスト)を設置し、口頭で苦情を伝えるのが難しい子どもたちの状況に配慮する。
→実施した。
③ 苦情解決第三者委員として次の方々に委嘱し、外部からの目を導入する。学期ごとにスタッフ会議に出席していただき意見交換をしたい。
* 相川 裕氏   弁護士
* 西原雄次郎氏  ルーテル学院大学社会福祉学科教授
    →学期ごとの出席はかなわなかった。
④ 園舎での養育がより適切に行われるように、個人及び園舎のスーパーヴィジョンを行う。特に、園舎毎のスーパーヴィジョンについては事前に事例のプロファイルを作成し、関係職員の認識が揃うようにする。
→加藤尚子先生を中心に行った。時間数などもう少し考慮が必要と思われる。
⑤ ヒヤリ・ハットを利用して、子どもたち及び職員たちの安全管理の意識を高める。学期ごとに集計し、傾向を調査し、安全管理意識を高める。
→リスクマネージャーを中心に活動した。
⑥ 幼児を一人にせず、常に目の届く距離に置く。
→一時保護まもない幼児が学園外に一人で出てしまうことがあった。地域の人に保護されて事なきを得たが、職員は幼児の行動に気を付ける必要がある。特に一時保護の子は特性等についての事前の協議があまりないので特に注意が必要と思われる。

⑶ 経営改善に一層取り組む。
① 経常収支改善を軌道に乗せる。収支均衡に止まらず設備及び修繕積立が可能なとこまでをまずは目指したい。
→修繕積立までは何とか可能となったが、減価償却分までは達成できていない。
② 理事長・園長への月次報告提出の期限を遵守する。その前提となる各舎小口現金報告の毎月5日提出を徹底する。
→おおむね実施できた。
③ スタッフ会議において月次報告を基に、予算の執行状況を管理する。
→おおむね実施できた。
④ 運営実態に沿った予算となるよう積算を厳密に行い、コスト感覚を持って予算を執行する。
→おおむね実施できた。
⑤ 経理規定を遵守する。特に契約についての事項を遵守する。
→おおむね実施できた。
⑥ 人件費の適切な支払いに配慮する。
→職員配置が十分でなかったので、適切な人件費の支払いにはならなかった。
⑦ 物品の購入使用に当たって、公金を扱っている責任を意識する。
→見積もりの比較を行ってリーズナブルな価格で購入した。
  ⑧ 食費の適切な執行に努める。
→年度の前半には予算をオーバーしがちであったが、後半は適切な執行に直した。
⑨ 節水を心がけ、適切な使用に努める。学園のプール使用を中止する。
→おおむね実施できた。
⑩ 電気代の削減に努める。(夏季の冷房チラー、コタツの電熱器、床暖房等の使用を適切に行う。電力の自由化が始まるので、将来を見据えた選択を行いたい。
→電気の購入を東電より東京ガスに変更した。電気の使用はおおむねだ適切であった。
⑪ 電気代のデマンド管理を徹底する。最大需要電力を下げ、電気代の基本料金を下げる努力をする。現在は144kw/h。チラー運転開始時に全園舎が一気に使用しないよう注意する。
→電気代のデマンド管理は適切に行われた。
⑫ 電灯のLED化を進める。合歓舎での昨年度の先行事例を基に、他園舎へ順次設置する。 
→椎の舎の電灯のLED化を実施した。
⑬ 業務委託費の内製化を進め、削減に努める。
→毎年の業務委託費は削減できたが、創立70周年の記念行事にかかわる出費が出た。記念誌も編集作業を依頼したので費用が掛かった。
⑭ 養育現場の協力も得て、修繕費を抑える努力をする。設備機器の修理にあたっては将来のメンテナンス計画を考慮しながら計画的に行う。
→園舎での子どもたちの生活が比較的安定していたので、園舎内の修繕費が減少した。比較的費用の掛かる設備の修理に当たっては補助金に合わせて行い修理費を抑制した。
⑮ 日用品の適切な使用に努め、利用数の記録をきちんと付ける。
→日用品の不明な使用をなくすために、利用数の記録を付けるように全体職員会議やスタッフ会議において職員に理解を求めた。

⑷ 防災の意識を高め、安全管理に取り組む。
① 大規模地震災害に備え、防災、防火、衛生管理などの計画・マニュアルを策定し、実施する。(別掲)
→おおむね実施できた。
② 必要な防災備品を購入する。
③ 食料などの備蓄品の管理を徹底する。期限切れ物品の買い替えなど。
→期限切れ物品の入れ替えを行った。

⑸ 創立70周年行事をおこなう。
① 祝賀行事を10月23日(日)に、感謝の集いの規模で行いたい。
→予定の日時に行なうことができた。 
② 記念誌なども過度に負担とならないように作成する。
→記録などはできるだけ丁寧に検証した。子どもたちの顔写真も保護者に確認するなどして素顔を載せることができた。
③ 小聖堂の改修を行う。
→予定に間に合うように工事ができた。あわせて池の土砂の浚渫を行った。
④ 小規模ケア・家庭的養護などの学園の将来構想のための推進部会の会合を計画的に行い、年度内に取りまとめを行う。
→会合は7回行った。おおよその取りまとめができ、平成30年からの動きに関しては譲葉舎地域子育て支援準備室に引き継いだ。

⑹ 子どもたちの学習支援を推進する。
① 小学校、中学校、特別支援学校との協議を重ね、子どもたちの学校適応がうまくできるように努力する。
→学校との協議は園長、副園長とで積極的に対応した。
② 学習支援ボランティアの協力を得て、学習習慣や遅れている科目などの習得を促す。
→多くの学習ボランティアの協力を得て、学習支援が進んだ。学習ボランティアの振り返りのメール報告は大変ありがたかった。
③ 中高生の塾利用を通して、高校進学、大学進学等の目標が実現可能なものになるように支援する。同時に、学園を出て頑張っている卒園生たちの話を聞く機会を設けたい。
→中高生の塾の利用が大分実のあるものになってきた。卒園後の生活の在り方については進学と就職自立に分かれてきた。進学後の費用が心配なのかもしれない。検討を要する。

⑺ 園舎での生活が家庭らしい暮らしになるように工夫する。
① 園舎として温かな雰囲気を子どもたちと共に作り上げる。具体的には穏やかな声掛け、穏やかな表情で子どもに接する。
→職員たちの努力でおおむね実施できた。
② 失敗の多い子ほど多くの良い点を見つけて褒める。
→検証はしていないが、職員たちの努力でおおむね実施できたと思われる。
③ 子どもが将来の自分の良い家庭像を身に付けていくために、職員のコミュニケーション能力、家事処理能力が大きく影響する。またその時の職員の心の持ち方も大きく影響することを考え、日々の園舎での生活に職員自身の責任を果たす。
→職員たちの努力でおおむね実施できた
④ 子どもの被服のセンス、住まい方のセンスがより良いものになるように、その子どもに合った細やかな配慮を行う。
→面会・外泊時の服装は改善されてきた。園舎のハウスキーピングがもう少しほしい。
⑤ お出かけや行事の計画・報告を必ず行い、実施上の指導を大切にする。
→お出かけの計画・報告はおおむね実施できた。
⑥ 園舎調理の実践において、食事作りは家庭生活の中心的要素であることを再認識し、楽しい調理、楽しい食事、和やかな食卓作りに励む。
→園舎職員の努力でおおむね実施できた。
⑦ 園舎で使う備品は子どもの生活センスにもつながることなので、購入設置に当たっては学園の許可を得る。
→おおむね実施できた。

⑻ 関係機関及び家庭との連携を強化する。
① 子どもの入所に当たっては担当福祉司と協力して学校への対応(ケース会議等)を細やかに行い、学校などへの受け入れがスムースに行われるように配慮する。
→担当福祉司や心理司と協力してケース会議等を行なった。
② 家庭復帰の可能性の高い家庭に関しては担当福祉司と意見のすり合わせを十分に行い、復帰先の見守り機関などとの関係者会議を行う。
→復帰先の見守り機関との関係者会議はおおむね実施できた。
③ 保護者との対応に課題を抱える子どもについては園舎だけで対応せず、 必ず家庭支援専門相談員の協力を得て複数で対応する。
→家庭支援専門相談員が2名配置になったので、手分けして相談対応ができた。

⑼ 地域とともにある学園を目指す。
① 地域との対応に当たっては子どもたちの個人情報の管理に気を付ける。
② 地域の活動にはできるだけ参加し、役割を果たす。(コミュニティスクール協議会、PTA役員、三小ちゃんみまもり隊、三小地区青少対、小平市要保護児童対策協議会など)
→それぞれの活動に積極的に参加した。
③ ショートスティ事業を充実させ、より安全を図るために、専属の職員を配置するよう努力する。(担当職員3名)
→利用数は例年より少なかった。
④ 災害時の広域避難場所としてのグラウンドについて小平市と協定を結んでいる。(平成25年度4月協定済)
→協定済み
⑤ 地域クラブなどへのグラウンド貸出しを行う。(サレジオ小中学校、サッカー、少年野球など)
→適切に対応し貸し出しを行った。
⑥ 近隣からの苦情には迅速に対応する。
→樹木による苦情に対応した。

⑽ 関係法令を遵守する
① 関係法令に従い学園の諸規定を早急に整備する。
→諸規定の整備は半ばとなっている。
② 年度初めに子どもの福祉に関する宣言・憲章・綱領などを全体会議で読み合わせ、意識を統一する。
→実施した。
③ ストレスチェック制度実施規定を定め、それに沿って実施する。
→実施規定を定めた。それに沿って実施できた。

2.その他の計画
⑴ 会議、園内研修は次のように行う
① スタッフ会議を月三回開き、火曜日午前10時から2時間とする。
→会議はおおむね実施できたが、2時間で終わらないことが多かった。次年度から運営に関することと、子どもの支援に関することに分けて会議を行うことがきめられた。
② 全体職員会議は月一回開き、火曜日午後13時から1時間半とする。
→毎月実施できたが、時間が短く報告連絡に終始するきらいがあった。職員の意見交換などが十分にできるように改善を要する。
③ 園内研修は毎月開催し、火曜日午後13時からとする。
→職員の参加を促すために午後13時からにした。決まった人が出れないことが多かった。研修の中身が飽きられてしまったのか。園内研修の中身の精査が必要である。

⑵ 各部会の内、安全衛生部会、食事部会は毎月開催し、その他の部会は必 要に応じて適宜開催し、会議録を事務に提出する。
→おおむね実施できた。
⑶ 園外研修は職員育成部会の推薦で、園長からの「出張命令書」により行う。
→おおむね実施できた。

3.予算に関する計画
⑴ 創立70周年に関する計画
① 周年準備委員会を開催し、記念誌、記念品、祝賀会を準備する。
② 祝賀会は平成28年10月23日(日)に行う。
→予定の日時に実施できた。
③ 恩人、卒園生にお知らせする。
→250名程の参列者をお迎えして実施できた。卒園生も50名弱参加してくれた。

⑵必要な設備改修を行う。(できる限り助成金、補助金を探す)
① 小聖堂の改修を行う。
創立70周年記念事業として実施した。
② 大聖堂の雨水管の改修を行う。
→実施しなかった。
③ 聖高原サレジオの家のアプローチ及びデッキの改修を行う。
→アプローチ、デッキ、チャペルの改修を行った。3・4号室のある棟は土台が傷んで修理不可能のため次年度以降解体の予定となった。
④ 椎の舎のLED化を実施する。
→実施できた。
⑤ 各園舎の電話、インターネットの改善を行う。(光回線など)
→電話、インターネットの改善のために年度末に光ケーブルの死季節を行った。実際の接続は平成29年度に持ち越した。
⑥ 事務室の改修を行う。(事務室職員の増加のため)
→年度末になったが、次年度の事務職員数の増加に合わせて拡張工事を行った。

⑶ 購入計画(できる限り助成金、補助金を探す)
→おおむね実施できた。

 
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